● カーボンについて

【平織と綾織の違い】
平織とは、縦糸と横糸を交互に規則的に並ばせたもので、模様が細かく交差しているのが特徴です。また綾織とは、縦糸と横糸が2本とびで交差させながら織る「斜紋(綾目)」により、平織より光沢面が多く見えるのが特徴です。綾織のウェットカーボンを使う生地(プリプレグでない状態)の場合、平織より目が粗い分、糸を太くしてもしなやかな織物になりますが、その反面、ほつれや目がずれるなど扱いがとても困難です。この扱い難さを3Dで成型するFORCEこそS-cadeの真髄と言えます。

※ プリプレグとは
カーボン生地に樹脂を含浸させ、シート状にして取り扱いを容易にしたもの。ドライカーボン用材料。

 

 ゲルコートの役目は、ガラスマットやカーボンクロスの層を保護するとともに、微細なピンホールを表面に出さないようにし、塗装の下地の役割も担います。しかし塗料のような耐候性はありません。(S-cadeではすべてのカーボン製品にクリア塗装を施してあります。クリアゲルコートのままですと表面が劣化してしまいます)
 一般にドライカーボンは、ゲルコート層はなく、強度が必要な部分に使用されます。アフターマーケットでは美観を重視されるので、塗装しやすくコストパフォーマンスに優れるため、ほとんどウェットカーボンが採用されています。
しかし、クリアのゲルコート層が過剰に厚く、コーナーに樹脂や気泡が溜まっているような製品が多数出回っていますので、「ウェットカーボンだから…」と言う声もよく聞かれます。ですがS-cadeではあえて採用し、3Dの複雑な形状も継ぎ目なく、極限まで気泡と樹脂溜まりを極限までなくし、また、織り目の揃え方にも配慮して成形しております。

 
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